30代になってから「子宮筋腫」と「子宮内膜ポリープ」で、人生初の入院をしました!
手術名は「腹腔鏡補助下子宮筋腫核出術」「子宮内膜ポリープ切除術」。
今回は、その入院の際の持ち物についてまとめてみたいと思います!
私も入院前に、入院時の持ち物や闘病日記のブログを読み漁りました。次は、私のブログが誰かの参考になりますように!
基本的な入院時の持ち物リスト
入院が決まったら、病院から持ち物リストなどはもらえると思うので、基本的にはそれに従ってもらえれば大丈夫です!
一般的には、下記のようなものが持ち物リストに挙げられていると思います。
- パジャマ(レンタル利用もあり)
- 下着
- 着替え
- ガウンやカーディガン
- 歯磨きセット
- シャンプーやトリートメント、スキンケアセット
- タオル(レンタル利用もあり)
- ティッシュペーパー
- 眼鏡やコンタクトレンズなど
- 入院同意書などの各種書類
病院によって、レンタルできるものや貸し出しをしているものがあるので、資料をよく読んでおくとムダを防げます!
入院中に持っていって良かったもの
では、ここからは基本的な持ち物以外に、私が持っていって良かったと思うものをご紹介します。
一応ざっくりと私が入院した際の概要をお伝えしておくと
- 個室入院
- 6泊7日
- コロナの影響もあり、入院してからの見舞い客などは基本的になし
(忘れ物をしたら、売店やコンビニで買うか、我慢するかしかない) - 病院内にコンビニやカフェあり
- フリーWi‐Fiあり
- 洗濯不可
という感じでした。
こんな状況の入院生活の中であってよかった、あるとよかった持ち物をまとめてみました。
蓋つきのタンブラー
コップを持っていく必要があったので「これでいいか」と半ば適当に決めたのですが、本当に持っていって良かったと思うのがタンブラーです。
私の場合は、スターバックスの蓋つきタンブラーを持っていきました。
こういうのです。
すでに持っている人も多いのでは!
これが、本当に使えました。
術前・術後を除いては飲み物を自由に飲んでよかった&院内にカフェがあったため、めちゃくちゃ活用しました。
あと、基本的にはずっとこのタンブラーに水を入れて飲んでいたんですが、慣れない環境&体の痛みでタンブラーを倒してしまっても、割れないしこぼれないのがありがたかった!
マウスウォッシュ
個人的には、マウスウォッシュも持って行ってよかった持ち物です!
なぜかというと、看護師さんの朝の回診?検温や採血などが、思った以上に早い時間で、がっつり寝ているときに行われたから。
多少口が臭くても看護師さんは気にしないと思いますが、一応マナーとして。
「くさいんじゃないか…?」って心配になっちゃう。
私は、いつも家で使っているコンクールではなく、キャップに注いでそのまま使えるNONIOを持っていきました。
水で薄める必要などがなかったのも、楽でよかったです。
私は小さいサイズのものを持っていき、使い切って捨ててきました。
大き目でおなかを締め付けないショーツ
こういう、おなかをすっぽり覆うタイプのショーツですね。
摩擦や締め付けによる、傷跡の痛みをおさえるためにはもちろん、摩擦によるケロイド防止にもこういうタイプがいいのだとか。
あと、手術直後の着替えや身体を拭くのは、看護師さんに手伝ってもらったので、その際を考慮しても大き目で履きやすい下着だとスムーズでした。
裸を見られる恥ずかしさは、徐々に消えていきました。開き直った!
ちなみにブラジャーは、ユニクロのワイヤレスブラを持っていきました。
ホックありのワイヤレスブラです。
身体の自由が利かない中で、ワイヤーがあるタイプや、ホックのない頭からかぶるタイプを着るのはきつかっただろうなと思うのでよかったです。
屋内用滑り止めシューズ
私が入院した病院はスリッパはNGでした。
転倒防止などのためにかかとのあるシューズと指定されていたんですね。
そこで選んだのがこれです。
履きやすさを考慮してワンサイズ大きめのものを私は選びましたが、ぴったりでした。
そして、けっこうな頻度で院内を歩き回っていましたが、へたれることもなく、壊れることもなく、一週間持ってくれました。
退院時に捨ててきましたが、もしもう一度入院することがあるのならもう一度これを買う気がします。
ちなみに私が選んだ黒は起毛しているので、真夏はちょっと暑いかもしれません。
パジャマの替え(多め)
手術後って、順調に経過をたどっていたとしても多少の発熱があるもの(らしい)!
ということで結構汗をかきます。
私はレンタルパジャマは利用しなかったので、自前のパジャマやパジャマ代わりのTシャツをたくさん持って行って本当によかったと思っています。
レンタルパジャマを利用する場合は、定期的に交換してくれると思います。
でも、その交換頻度によっては、1、2枚くらい自分で持って行っておくと安心かもしれません。
個人的には、手術後2日間くらいは1日に2回くらいパジャマを交換するのがちょうどよかった。
シェーバー
口周りの産毛とか…数日すればやはり生えてきてしまうので、気になった時にささっとケアできると安心です。
刃物は持ち込み禁止だったので、シェーバーならいいかと思い持っていきました。
入院中に持っていけばよかったもの
私は持っていかなかったのですが、持っていけばよかった~と思うものです。
日焼け止め
「ずっと病院内にいるんだから必要ないかな~」と思って私は持っていかなかったのですが、持っていけばよかった!!
病室には大きい窓があって、けっこう日差しが入ってきていたし、院内には庭園もありよく散歩していました。
意外と日差しを浴びる機会が多かったので、ちゃんと持っていけばよかったなぁと思っています。
次もし入院することがあれば持ち物リストに忘れずに入れておく!
病院の設備を確認して、持っていくかどうか決めるといいもの
次に、病院によって「あるかないか」「貸出しているかしていないか」が異なるものです。
特にWi-Fiがあるかないかは確認しておいたほうがいいですね。
暇つぶしに動画を見たりする際に、ギガ数を気にしてヒヤヒヤする必要がなくなります。
ポケットWi-Fi
私が入院した病院はフリーWi-Fiだったので必要なかったのですが、そうじゃない場合はあると確実に便利!
ベッドの上で動けない時間も長いと思うので、動画を見るなどして時間をつぶせると快適だと思います。
それが難しい場合は、Amazon Prime Videoなどで観たい映画やドラマをダウンロードしておくのも手ですね。
私の場合は、パソコンの持ち込みもOKだったので、痛みが落ち着いてきた後半はパソコンを使ってブログの下準備をしたりもしていました。
ふりかけ
病院のご飯…私の場合は可もなく不可もなくという感じでしたが、毎日似たような食事をしていると飽きてくることもある!
そんな時にあると便利なのが、味変してくれるふりかけ。
食べ物の持ち込みを制限している病院も多いので、そのへんは確認が必要です!
ティーバッグ・インスタントコーヒー
給湯室などを自由に使える場合は、お好みの飲み物を飲むためにティーバッグやインスタントコーヒーを持っていくのもおすすめです。
いつも飲んでいる飲み物を持っていけば、慣れない環境でもリラックスしやすくなると思います。
私の病院はお湯を自由に使える設備はなかったので、ティーバッグを持って行ってはみたものの使えませんでした。
番外編:入院前にしたこと
最後に、持ち物ではありませんが事前に準備したことをまとめておきます。
美容院
入院の少し前に美容院に行き、カットしてもらいました。
入院中は、自宅のようにはケアやスタイリングをすることができないだろうと考えてのことでしたが、これも正解!
私が入院した病院はシャワー室や洗面台が部屋についていたので、時間制限なく一人で自由に使うことができましたが、それでもやはり自宅のようには「ゆっくりとブローして、スタイリングして~」みたいなことはできず…。
扱いやすい髪型にしておいてもらって良かったなと思っています。
食材の作り置きなど
私はもともと開腹手術予定だったということもあり、退院後の痛みや体力低下がどんなもんかわからなかったので、あらかじめ食材の準備をちょっとだけして入院しました。
副菜などの作り置きや、炊いたお米の冷凍くらいですが…。
実際には、体力も十分に回復しており、余裕をもって休みをとっていたので、退院後はいつも以上に自炊がはかどりました。
友人から送られてきた、簡単に食べられるレトルト食品などもありがたかった!
サブスク・定期購入品の一時停止
私の場合、継続して利用しているお花の定期便【Bloomee LIFE】の一時停止をしてから入院しました。
近頃のサービスは、だいたいネットでポンポンと一時停止や解約ができるからありがたい…!
少しでも快適な入院生活を
入院なんて、出産などでもない限りできればしたくないものですが、しなければならないのであれば、少しでも快適にしたい!
というわけで、私が入院中に持っていって良かったものや、あるとよかったものをご紹介しました。
子宮筋腫は30代、40代の女性にはめずらしくない病気だからこそ、今後入院する人の少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに私は運よく個室入院できましたが、シャワー・トイレがついている個室は本当に快適でした。
消灯時間もなく、部屋で電話することもでき、お通じをよくする漢方などを飲んでいても、いつだってトイレに行ける…!
ただ簡単に海外旅行に行けてしまいそうな費用が掛かるので、そこはお財布と相談ですね。
個室費用には適用されないですが、私は事前に限度額適用認定証もゲットしていきました!
おまけ:手術後の痛みに関して
気になる人が多いと思うので、痛みに関してもメモ程度に記載しておきます。
でも、病状や手術方法、執刀医や麻酔の種類などでも変わると思うので、あくまでも参考程度にお願いします。
※硬膜外麻酔はしていません。
手術日からの経過日数 | 痛みの度合い | 麻酔や鎮痛剤など |
手術日当日(ベッド上安静) | 動くのがつらい。おなかをかばって寝返りを打つ。熱もあったのか意識がもうろう。薬が効いてきたらだいぶ楽に。 | 痛み止めの点滴と、飲み薬1つ。 |
術後1日目(歩行OK!) | 歩くとおなかに響く。筋肉痛のような痛み。静止していればほぼ痛みなし。 | 飲み薬1つ |
術後2日目(歩行もシャワーもOK!) | 階段を降りるとおなかに響くが、歩行はほぼ痛みなし。咳やくしゃみは痛い。 | 飲み薬1つ |
術後3日目(何も制限なし) | 痛みを感じるのは咳やくしゃみの時がほとんど。 | 飲み薬1つ |
術後6、7日目 | 咳やくしゃみをするときはちょっと慎重になるが、薬を飲んでいれば痛みはほぼ感じず | 飲み薬1つ |
退院後 | 咳やくしゃみをしても痛みは感じず。トイレでいきんでも痛みは感じず。念のため痛み止めを飲んではいるが、薬が切れても痛みを感じることはない状態。 | 飲み薬1つ(痛みがなければ服用しなくてOK) |
ちなみに手術でできた傷に関しては、担当医よりおすすめされた3種類のテープの中からアトファインというものを選んで貼っています。
そのほかの2つは「繰り返し使えるけど毎日取り換える必要があるもの」と、「安いけど自分でちょうどいい大きさに切る必要があるもの」だったので、めんどくさいなぁ~と…。
ある程度の価格で、5~7日間貼りっぱなしでいいので、これを選びました。
肌の色になじんでいるのでいい感じです。
(いつまで貼ってればいいんだろう…)
▼2023年4月(手術から約1年)追記▼
まだ、アトファイン貼ってます!笑
三か所あるキズのうち、一つはもうほぼ目立たなくなったけど、残りの二つはまだ目立ちます。
私はケロイドができやすい体質と言われたことがあるので、まだ貼り続ける予定。
本当、いつまで貼り続けるんだろう…。