絶賛人生に焦り気味の私は、自己啓発・ビジネス系の本を最近たくさん読んでいます。
今回は、その中でも「読んでよかった」と感じた本をご紹介します。
最近友達と「てか私たちいつまで生きるの?」「ね!いつまで働けばいいんだろ」「東京家賃高いよー」なんて出口のない会話をしていたんですが、
そんな、これからの人生に迷いや焦りを抱えている30代の独身女性の方々におすすめの本です。
10年後、後悔しないための自分の道の選び方
「このままの人生でいいのだろうか」と少しでも思う瞬間があれば、ぜひ読んでみてください。
長年たくさんの人のキャリア相談に乗ってきた、慶應義塾大学の教授でコンサルタントであるボブ・トビン氏のこの本が、意思決定の手助けをしてくれます。
- 自分の望む生き方・働き方を掘り下げる
- 早く決断する癖をつける
- 自信のある人や、自信を与えてくれる人と付き合う
など、マーカーを引いた箇所がたくさんありました。
「なんとなく毎日を過ごす」こともできてしまうからこそ、一度自分と向き合うためのきっかけをくれる本でした。
「自分の望む生き方」を再確認させてくれる本です。
40代から手に入れる「最高の生き方」 今すぐ知っておくべき人生を左右する「やっていいこと」「わるいこと」
オリラジあっちゃんのyou tubeを見て即買い!
激務、ストレスの増加、体力の衰えなどによりどん底の生活を送っていた筆者が、40代から最高の人生を送っている理由、そのためにしたことなどがまとめられています。
思わずメモったのは
- 完璧じゃないことを許す
- もやもやを我慢しない
- 受動的な無理はしない
などの言葉。
責任ある仕事が増えてくる30代だからこそ抱えてしまう「ムダなストレス」を増やさないための言葉が刺さりました。
あと
- 理屈だけでなく気持ちを汲み取る
- 圧倒的な相手目線
- 自分の未熟さを知っておく
- 感謝と敬いを言葉にする
など、対人面での大切なことも。
改めて考えてみると「できていなかったなぁ」と自分を振り返ることができる1冊でした。
私はkindleで読みましたが、正直、あっちゃんのyou tubeを見るだけでも十分参考になると思います。
「今の生活から抜け出したい」と思っている30代におすすめの本です。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
これ、参考になります。
メインとなる読者は「お金を稼ぐことに時間を費やし、ただ貯めるだけになってしまっている中年の人」なので、そこまで稼ぎも貯金もない私には当てはまりません。
でも、参考になります。
「豊かに生きる」とはどういうことなのか、そのためにどう行動すればいいのかがわかります。
日本語訳すると「ゼロで死ぬ」というタイトルの通り、本の内容は「豊かな人生を送って、持ち金ゼロで死んでいこうよ」的な感じ。
「ちょっと極端じゃない?」と一見思う意見もあるのですが、よくよく読んでみると建設的でリスクにも配慮された意見なので、違和感なく読み進められました。
- 人生の充実度を上げるには、お金より時間と健康を重視すること。特に健康に投資することが、充実度を上げるためには大切
- 純資産を減らすポイントを明確に作る
- 行動をとらないことへのリスクを過小評価すべきでない
などの言葉に思わず付箋を貼りました。
そのほか、タイムバケットについての話も。
この本の最後には「だから、挑戦しよう。人生を最大限に充実させ、たった一度の人生を価値あるものにしよう」と書かれています。
ほとんどの人は「人生を最大限に充実させる」ことができるならそうしたいと思っていると思うのですが、実際そう簡単じゃないですよね。
「何をすればいいの?」「今も別に充実してるけど…?」「充実させようにもお金や時間がなくて無理」など、いろいろ思うことがあると思います。
この本は、そんな考えを一回根本に立ち返らせ、自分にとっての価値ある人生について考えさせてくれる本でした。
「今を楽しみながら将来にも備える」ための考え方が学べる本です。
毎日を好きなことだけで埋めていく
この本は、とにかく優しい。
できていないことを責められている感じが一切しないので、心が弱くなっているときにぴったりだと思います。
紹介しているほかの4冊の本に比べ、メソッドよりもメンタル面への向き合い方が中心にまとめられています。
- 「身を粉にして働けばお金を得られる」「苦労するほど、大きな感動が得られる」など、謎の憲法や謎の看守が自分の心の中にいることに気づく
このへんは特に、気づきを与えてくれました。
苦労するほど感動も大きくなると、確かに思っている節がある…!
そして、全般的に書かれていたのは「自分の気持ちを受け止めることの大切さ」。
マイナスな気持ちもプラスな気持ちも、まずは「こういう気持ちを抱えていたんだね」と認めてあげることが必要だなと感じました。
ちょっと「マインドフルネス」に近いですね。
「やりがいや生きがいを感じられない…」というお疲れ気味な人におすすめの本です。
おとなのまんなか 新しいことはまだまだ、できる。
「暮しの手帳」編集長だった、松浦弥太郎さんの本です。
松浦さんの本は昔から好きでよく読んでおり、この「おとなのまんなか」も2、3年前に買って読んでから、今回再度読み返しました。
松浦さんの本は、誰にでもわかりやすい言葉で書かれており、スッと入ってきます。
突飛なことが書かれているわけでもないので、一瞬「基本的なことが当たり前に書かれている」ような印象を受けるんですが…
一つ一つを毎日丁寧に実行するのは、そう簡単ではありません。
その「基本的なこと」を毎日丁寧に行っている松浦さんの生き方を知ることが、忙しくささくれ立った生活を送っている自分を見つめなおすきっかけになります。
- 大人のおしゃれを考えたときに大切と思うこと、それは、品質とか、組み合わせとかでなく、体を鍛えることなのです。
私は、いつ読んでもこの言葉が刺さります。
家賃も滞納するような生活を送っていた30代を経て、現在はエッセイスト、古書店業などで活躍する松浦さん。
その松浦さんが大切にしていることを知ることは、これからの生き方にきっと役立つはずです。
「忙しくてただ時間が過ぎていく」という人が、生活を見直すためにおすすめの本です。
佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた
この本をすすめたら、退職を踏みとどまった若手がNHKに3人いるという(you tube談)、消耗せずに働く術を教えてくれる本。
書かれていることが具体的で、よくある「前向きな良いことがたくさん書かれていたけど、よく覚えてないなぁ~」状態にならないのが良い。
- ご機嫌に見せるメリットは計り知れない
- 「話を聞いてほしい人」ではなく「その問題を解決できそうな人」を選ぶ
- 人はメンツで動いている。「ナメんなよ」が、争いごとの9割と言ってもいい。
- リーダーが誰より本気で楽しそうに働くことが、チームのモチベーションを上げる方法
など、仕事上覚えておきたい戦略もあれば
- 心を壊してまでやるべき仕事なんてどこにもない
- 自分が変化を起こせることを信じる
のような、精神安定剤になるような言葉も。
自由を得るための戦術本って感じです!
仕事に悶々とした思いを抱えている人におすすめの本です。
夢と金
キングコング西野亮廣さんの本です。
「西野か…なんか気に食わないんだよなぁ」と思う人も多いと思うんですが、その気持ちもわかるんですが…
でもやっぱり、食わず嫌いではなく一度読むべき!
逆境やアンチに負けず学び行動し続けている人だからこそ、その姿勢や考えから学べる部分はたくさんあります。
- 富裕層とファンの違い
- ハイスペックとオーバースペックの違い
- 良い借金と悪い借金
など、お金を得る・夢をつかむための原理がめちゃくちゃわかりやすく説明されています。
最後に書かれている「人生の努力量を『100』とするなら、その『100』は均等に振り分けるのではなく、人生の前半戦に努力を集中投下し、初戦をとれ。」という言葉がめちゃくちゃ刺さりました。お金も人脈もチャンスも、生まれた格差はどんどん広がっていくらしい…!
まとめ:本は、人生の先輩方から学びを受けられる、安くて簡単な方法
というわけで最近読んだ本の中から、刺さる内容や言葉があったものをご紹介しました!
どの本も、自分を見つめなおし、人生を再構築するアイデアをくれます。
こういう本によく書かれている、
- 人を褒める
- 気乗りしない場所には行かない
- 朝の時間を有効活用する
などは、きっと人生を好転させようと努力してきたたくさんの人たちが学んだ、効果的で普遍的なメソッドなんでしょうね。
本に書かれていることを一気に全部やろうとすると、できていないことに焦ったり、方向性を見失ったりしそうなので、まずは2、3個くらいからエッセンスとして取り入れていきたいと思います。
全部は覚えていられないので、参考になった本にはマーカーや付箋を貼って、大事な個所を何度でも読み返せるようにしています。
ちなみに、最近ではなく前から持っていてちょくちょく読み返している本としては「30代を無駄に生きるな」もおすすめです。
「何かやらなきゃいけない気がするけど何から始めればいいのかわからない!」みたいなときの道しるべになってくれます。