皆さんはどんな時に旅行に行きたくなりますか?
私は、(基本いつでも旅行に行きたいですが)特に仕事や人間関係で疲れると、いつも以上に旅行欲がムクムクと湧いてきます。
「きれいな景色を見て癒されたい!」「日常を忘れられるような場所へ行きたい!」「もう何でもいいからとにかく遠くへ!」と、いてもたってもいられなくなり旅行サイトを検索…
しがない会社員のためお金にも時間にも余裕はそれほどありませんが、その中でなんとかやりくりをして、週末や有休を使ってお出かけを楽しんでいます。
日常を忘れられる、きれいな景色が見られる場所へ
今回は、そんな私が実際に足を運んだ、国内の癒されスポットをご紹介します!
どの場所も、日本の四季を感じることができ、自然を楽しめる場所です。
福島・花見山
「初めて名前を聞いた!」という人も多いのではないでしょうか?
花見山は、福島県福島市にある小さな山です。
個人が所有する山なのですが、その美しさを多くの人々に楽しんでもらいたいと解放されており「福島の桃源郷」とも呼ばれています。
私が足を運んだのは、もう5年くらい前のこと。
ちょうど桜の時期にポカっと休みがあったため一人でふらっと出かけました。
福島駅からは、バスやタクシーで15分ほどでつきます。
ついてまず心を奪われたのは、菜の花畑!
一面に咲き誇る菜の花が、その奥に見える花見山の景色と重なり、とても美しかったのを覚えています。
花見山自体は、ゆーっくり歩いても1時間あれば登れてしまう山なので、体力が心配な人も問題なし。
道中に咲く色とりどりの花たちに目が奪われているうちに、気づいたら山頂までついてしまっていると思います。
大掛かりな装備も全く必要なく、スニーカーなどの歩きやすい靴、服装であれば、軽装で散策できるところも、ふらっと足を運ぶのにぴったりです。
ここは、生きている間にもう一度行きたいと思える、まさしく桃源郷でした。
青森・奥入瀬渓流&十和田湖
ずっと行ってみたかったけど「遠いしな~」「交通費もかかるしな~」と先送りしていた奥入瀬渓流。
いろいろな都合がついてやっと行けたのですが、本当に行けてよかった!
豊かな自然に心が丸洗いされた気分になりました。
天然保護区域に指定されているのが納得できます。
日本にずっとこの景色が残っていてほしいと心から思いました。
そして、奥入瀬渓流と同じ時に足を運んだのが、十和田湖。
十和田湖は、正直奥入瀬渓流のおまけ的な気分だったのですが…
もう本当、「奥入瀬渓流のついで」のように考えていた自分を恥じたい!!
十和田湖の景色が美しすぎて、雄大すぎて、神聖すぎて…
7,000円でオプションとして加えた十和田湖ツアーだったのですが、その選択をした自分、goodjob!!!
行かなかったら、この良さを知らずに生きていたのかと思うとコワい!
そう思うほど、壮大な自然を感じられる最高の場所でした。
ちなみに、私が泊まったのは、星野リゾート奥入瀬渓流ホテル。
さすが星野リゾート、サービスも料理も最高でした!
そして、奥入瀬&十和田湖旅行をした時とは、別のタイミングで行ったのが「十和田市現代美術館」。
ここもよかった!
青森県立美術館にも行きたいし、総じて青森は、私の好きが詰まっている。
山形・蔵王の樹氷
生きている間に一度は見たかった「蔵王の樹氷」への旅も、非日常感を味わえるいい旅となりました。
見ごろは1月と2月なので、行ける時期は限られますが、一度行っておいて損はなし。
なんかね、こういうところに来ると、日頃東京の小さな会社で小さなプロジェクトの進捗やらなんやらで右往左往している自分が、とても小さく感じますね。
いい意味で!
こんなにも自然は不思議で雄大で、私一人の人間を生かすも殺すも簡単なことなんだなぁと思うと、もっと自然に身を任せてみてもいいし、もっと自由に生きていいんだと感じます。
小さなコミュニティ内での常識や軋轢なんかを気にしている必要なんかないんじゃないか?と。
山を登るロープウェイの降車場が、加工しているわけでもないのになんだか近未来的に。
雪に覆われた、色のない空間が素敵でした。
蔵王に行くときは、とてつもなく寒いので防寒をしっかりとしていきましょう!
スニーカーでも行けるけど、山も、その周りも雪だらけなので、滑りにくいスノーブーツのほうがおすすめです。
神奈川・箱根彫刻の森美術館
最後は、関東から日帰りで簡単に行ける「箱根彫刻の森美術館」。
先に挙げた東北の3か所より、電車やバスでのアクセスルートがしっかり整備されていて、季節を問わずに楽しめるので、「ちょっと気晴らししたいな~」というときにおすすめです。
「自然の中でアートが楽しめる」っていいですよね。大好物です。
じっくりアート作品を鑑賞するのもよし、ベンチに座りながら自然とアートの融合をぼーっと楽しむもよし、自分なりの楽しみ方ができるのがうれしいです。
日常に疲れたら、非日常を味わえる場所に行こう
生活していると、疲れることって多いですよね!(私はすぐに疲れます!)
体力的にもなんですが、精神的にも疲れって意外とたまってたりします。
そして、体力に比べて精神的な疲れはその増減がわかりにくい!
「まだ大丈夫だろう」と思っていても実際はけっこう疲れていることもあるし、何かのきっかけで自分が疲れていたことに気づくこともある。
だからこそ、適度に自分を休ませてあげることが大切です。
そしてその方法の一つとして、非日常を感じられる場所に足を運ぶことをおすすめします。
きれいな景色を見て思わず涙があふれたり、雄大な景色を見て自分の小ささを実感したり、そんな非日常の体験が、日常を頑張る手助けをしてくれるはずです。